特別科目プログラム
アオバジャパンインターナショナルスクールでは、充実したサポートプログラム、日本語カリキュラムの統合、そしてデジタルリテラシーへの取り組みにより、バランスの取れた学生生活が提供されています。生徒一人ひとりのニーズに合わせた学術的および情緒的なサポートがあり、テクノロジーは学習全体に組み込まれており、21世紀型スキルの育成を目指しています。
また、アオバは芸術活動やパフォーミングアーツを通じて創造性を重視しており、音楽、演劇、作品展示などの機会が用意されています。スポーツや体育も、チームワークと健康促進を目的としており、生徒の全人的な成長を支える包括的なアプローチが取られています。
日本語学習
母国語としての日本語学習(JAL)・第二履修言語としての日本語学習(JLA)
MYP日本語プログラム(Aoba-Japan International School)
当校のMYP日本語プログラムは、多様な生徒のニーズに応え、日本語を母語とする生徒から第二言語として日本語を学習する生徒まで、幅広く対応しています。IBミドルイヤーズプログラムの枠組みを踏まえつつ、日本の学習指導要領の要素も取り入れ、言語力だけでなく日本の文化・社会への理解も深める学習プログラムを提供しています。

日本語 言語・文学(L&L)
L&Lは日本語が母語または高い習熟度を持つ生徒が対象で、文学やメディア、文化テキストの高度な読解や批評を学び、コミュニケーション力と分析力を伸ばします。

日本語習得(LA)
LAは日本語非母語話者な生徒を対象に、発展段階(初級、中級、上級レベル)に応じて聞く・話す・読む・書く力を段階的に伸ばします。授業は実生活でのコミュニケーションや文化理解に重点を置いて進行します。
カリキュラムはIBの概念を重視し、探究型学習を基盤として、批判的思考や教科横断型の学びを促します。例えば、日本文学を通じた歴史の理解や日本語でのデジタルストーリーテリング制作など、学際的な学びも積極的に取り入れています。
評価はIB MYP基準に則り、聞く・読む・話す・書くの能力と分析力、コミュニケーション力を多面的に評価します。教員は定期的にフィードバックを行い、生徒が自らの学習を振り返り主体的に進められるよう支援しています。
当校の日本語プログラムは、将来的に日本や海外での進学を目指す生徒が強いリテラシーと文化理解を育める学習を目標としており、一人ひとりのニーズに合わせ個別化した学びを提供しています。
日本語学習のイベント
アーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence, AIR)プログラム
アオバオリジナルのこのプログラムは、保護者・教員(FCメンバー)の意見をもとに学校と協議して考案されました。毎年一つの日本伝統工芸に焦点を当て、職人(匠)をキャンパスに招き、工芸の紹介や職人の暮らし、文化的背景について学びます。対象となる工芸には、和傘、箱根寄木細工、益子焼、提灯、藍染、江戸漆器などがあります。
このプログラムはPYPの美術、MYPのデザイン・日本語の授業に組み込まれており、単発イベントではなく継続的な学びの一環として実施されています。 過去のAIRでは、生徒たちは和傘、江戸すだれ(竹製すだれ)、陶芸について学びました。職人とともに技術だけでなく、日本のデザイン思想や職人の生き方についても理解を深められる学習で、子供たちにとって、大変良い学びの機会になっています。